ノーハドル書きなぐる - Patriots blog -

New England Patriots(ニューイングランド・ペイトリオッツ)やNFLについて東京の片隅からノーハドルで書き散らかすブログ。

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Patsファン的ドラフト感想2013(前編)

NFL > Patriots 2013-14

しかしまあグロンクはどんな薮医者に診てもらっているんだと(あいさつ)

寝かしすぎたせいでもうネタとしては使い物にならん気もするが、今年のPatsのドラフトについての感想を書いておくことにする。ええ今さらですともさ。でも時間が経ってちょっと冷静に評価できる部分もあるしね。食べ物は腐りかけが一番美味いとも言うしね(えー)。というわけで改めて今年指名した7名はこちら。

2巡(全体52位) Jamie Collins(ジェイミー・コリンズ) OLB/DE
2巡(全体59位) Aaron Dobson(アーロン・ドブソン) WR
3巡(全体83位) Logan Ryan(ローガン・ライアン) CB
3巡(全体91位) Duron Harmon(デュロン・ハーモン) S
4巡(全体102位) Josh Boyce(ジョシュ・ボイス) WR
7巡(全体226位) Michael Buchanan(マイケル・ブキャナン) DE
7巡(全体235位) Steve Beauharnais(スティーブ・ボーハーネス) ILB


"This was a very Patriots draft." なんてコメントが散見されるくらい、1巡トレードダウンで始まるペイトリオッツらしいドラフトだった。とはいえ、いろんなドラフトアナリストたちの評価はほとんどがB-かC+。やっぱり否定的な意見が多いんだな。特に3巡のハーモンの指名について好意的な意見は皆無。ここがもっと知名度のある選手だったら、それだけでだいぶ印象が変わったんだろうなと思う。かくいう僕もリアルタイムでは「ジェシー・ウィリアムズいっとけー」とか叫んでた。

ちなみに指名が終わっての僕の第一印象は、「えらくバクチっぽい面子できたなー」というもの。

ペイトリオッツはドラフト巧者、というイメージを多くの人が持っているみたいだけど、いやいや苦手とするポジションというのがはっきりある。WRとDBだ。ベリチック体制になって14回目のドラフトだったんだけど、これまで指名したWRは今年の2人を含めても12人。これって実はTEの指名人数と一緒だったりする。この12人の中にはChad Jackson(チャド・ジャクソン)とかまあバストと呼ばれても仕方がない選手もいるねー。

DBは毎年のように上位指名するものの、どうにもこうにもピリッとしない。その年のトップピックだったBrandon Meriweather(ブランドン・メリウェザー)やPatrick Chung(パトリック・チャン)さえもういない。マッコーティが今シーズンFSとしてプロボウル級の活躍をしてくれるとは思うけど(しれっと)、はっきり言ってDBの目利きはかなり怪しい。

なのに今年はWR2名にDB2名。うむ。この時点でバクチっぽい香りがぷんぷんする。加えてすごく意外だったのはDTとOLを一人も指名しなかったこと。3巡あたりでもハズレの可能性の少ない選手が残ってた感じがするんだけどなあ。こりゃ下手すると7人全員鳴かず飛ばずで終わるかもしれんぞうわー不安。とまあここまでがドラフト終了直後の感想。いろいろと意外だったので、ぶっちゃけこれはどうなんだとモヤモヤしてた。なので酒も進んだ。

んでそれから2週間ちょっとの間、いろいろと映像や記事を漁りつつ妄想を膨らませているうちに、どうもだいぶ印象が変わってきた。つまりチームの狙いというか、何を大きな課題と考えているかがはっきり表れているピックだったのかなあと。

まず守備においては「3rdダウンディフェンスの改善」。ここ何年か、がんばって3rdダウンミドルや3rdダウンロングに持ち込んでもパスであっさり1stダウンを更新されるというシーンがめちゃくちゃ多い。おいこらもったいねえだろと画面に向かって叫んたことは数知れずだ。

で。その穴を埋める第一手として選んだのが、最初に指名したジェイミー・コリンズなんだと思う。彼についてはドラフト当日までノーチェックだったので、遅まきながらいろいろ情報収集してみると、なんだか一部ですこぶる高く評価されていた。

たとえば独自の指標によるデータ分析で知られる「FOOTBALL OUTSIDERS」が弾き出したパスラッシャーとしての将来性評価(その名も「SackSEER」)では、なんと今年のドラフティーの中でトップレイティングを叩き出しているのだ。あらやだ全体3位のジョーダン君や全体6位のミンゴ君よりも上なんですってよ奥さん。あらまあこれはダイヤの原石を拾ってしまったかしらん。(ちなみに「FOOTBALL OUTSIDERS」のいろいろな指標については、Patsファンでもいらっしゃる「祖国は危機にあり」さんがとてもお詳しい。)

まあサック数がどうとかは置いとくとしても、ジェイミーがどう使われてどれくらいチームに貢献してくれるのかは今シーズンのPatsにとって意外と大きなファクターなのかもしれない。Patsのディフェンスがどう進歩しようとしているのか、それを確かめる意味でも彼には注目だと思う。

一方で攻撃面の狙いはより明白。というか一つだけ。「スプリットエンド(Xレシーバー)の獲得」。特にディープゾーンを突ける、ディフェンスを縦にぐいと引き延ばせるタイプ。ペイトリオッツがランディ・モス以来ずっと待っているタイプと言ってもいい。その点でWRを2人指名したことを僕は好意的にとらえてる。グロンコウスキー&ヘルナンデスのTEコンビやリドリー&ベリーンのRBコンビなど、ここのところの成功例もあるわけだしね。

特にドブソンについては、モスと同じ大学ということもあって期待は否が応にも高くなる。実際あのキャッチングスキルの高さを見てしまうと夢は広がりまくっちまうよ。偉大な先輩に少しでも近づいてくれたらいいなー。

ロスターから考えて今年のルーキーで開幕先発の可能性があるとしたらたぶん彼だけ。でもルーキーWRがいきなり活躍できるほどNFLは甘くない。間違いなく苦戦するだろなあ。スタッツ的には大した成績は残せないかもしれん。でもいい。12月以降のゲームの要所でさらっと活躍してくれることを期待しとく。「ここでくるかー」みたいな。だからケガだけはしないでお願い。

うん。やっぱり長くなった。もうちょっとだけ書いておきたいので次回につづく(えー)
 
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なんなんだモウ!

NFL > Patriots 2013-14

タイトルはただのダジャレですが何か(あいさつ)

この一週間というもの、スルメを味わうようにドラフトの結果をかみしめているわけですが。ペイトリオッツのドラフトの感想の前にドラフト外ルーキー(UDFA)について少々。

いや白状するとUDFAについてちゃんと注目したのさえ今年が初めてなんだが、どうしても触れておきたい選手がいるので書いとく。ドラフトやカレッジに詳しい方々の間では前々から有名らしいがそれでも書いとく。

T.J.Moe(T.J.モウ) WR Missouri

通称萌ちゃん(えー)。いや注目したのはその名前ってわけじゃなくて、スカウティングコンバインの成績。だって明らかにヘンだよこの選手。

ベンチプレス:26回
3コーンドリル:6.53秒
20ヤードシャトル:3.96秒
60ヤードシャトル:10.87秒


なんとこの4種目すべてが今年のWR中トップの成績。ベンチプレスなんて4回の差をつけてぶっちぎりだぜ(ちなみに2位はPats4巡指名のボイスだったりする)。3コーンドリルやシャトルランも全体8位のタボン・オースティンをはじめ並みいるエリートレシバーたちの誰よりも速い。ちょっと信じがたいクイックネス。これはヤバい。

……なのだが。

最も注目される40ヤードダッシュのタイムがね。


なんと4.74秒。


……え?なんだって?もう1回言って。

いや……だからね。


40ヤードダッシュのタイムが4.74なの。


はっはっは。おいこら思いっきり鈍足じゃねーかっ!

お前4.74っていったら全体4位のレーン・ジョンソンより遅いんだぞ。ジョンソンは300ボンドオーバーのOLだぞ(いやジョンソンがすげーのはもちろんなんだが)。

つまり横方向のステップは爆発的に速いが、真っ直ぐ前に走るのは壊滅的に遅いってことだよね。えー。なんだそれは。カニか。カニなのか。

だがドラフトに向けた予習でもさんざんお世話になった「電波ミングックがNFL DRAFTを語るブログ」さんの情報によると、現JACのギャバートがQBだった年には1,000ヤードレシーバーだったらしい。えー。なんだそれは。なんとも気になって仕方ないじゃないか。ハイライト動画はこっちだけど、やっぱり縦のスピードはない感じ。

うーむ。こういうタイプの選手って他にもいるのかなー。過去の選手でもいいのでぜひ教えてもらいたい。これだけ偏るってなんかもう骨格や筋肉の付き方からして明らかに他の選手とは違うんじゃなかろうか。

んで。ただの素人考えなんだけれど、この特性ってオフェンスよりも断然ディフェンス向きなんじゃないのかなと。サイドステップがより要求されるのってディフェンスだと思うのさ。あ。もしかしてベリチックはエデルマンみたくDBにコンバートすることを考えてたりしてー。

敵としてPatsに立ちはだかるウェルカーの鋭いカットに、電光石火のサイドステップで食らいつくモウ!いやーあるなこれは(ねーよ)
 

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