ノーハドル書きなぐる - Patriots blog -

New England Patriots(ニューイングランド・ペイトリオッツ)やNFLについて東京の片隅からノーハドルで書き散らかすブログ。

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Week12 デンバー・ブロンコス戦を振り返るなぐり書き

NFL > Patriots 2013-14

2試合分くらい疲れたので2勝もらえませんか(あいさつ)

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3ドライブ連続でファンブルロストを喫するという心の芯まで凍りつく幕開け。わずか12分で17点も奪われていた。さらに2Qにはペイトン・マニング(Peyton Manning)からジェイコブ・タミー(Jacob Tamme)へ氷の矢のような無慈悲なTDパスが通って24-0。ベリチックがヘッドコーチになってから初めて経験するような大差で前半を折り返す。フォックスボロのスタンドはまさに極寒地獄だったろう。

はっきり言って手も足も出ない有様。ハーフタイムを挟んだくらいで何かが変わるとも思えなかった。

だがこのチームは常に浅はかなファンの想像の上をいく。

迎えた3Q最初の攻撃。速いテンポで一気に進め、最後はホイール・ルート(Wheel route)を走るジュリアン・エデルマン(Julian Edelman)へのTDパス。クエンティン・ジャマー(Quentin Jammer)の背後をとった完ぺきなパスだった。反撃の灯が小さくともる。17点差。

ここで相手のルーキーRBモンティ・ボール(Montee Ball)が隙を見せた。デイン・フレッチャー(Dane Fletcher)のファンブルフォースタックルでボールを強奪する。返す刀でタッチダウンドライブを遂行。ブランドン・ボールデン(Brandon Bolden)がエンドゾーンへ突っ込んだ。10点差。

確かな雪解け。エンドゾーンの中央でウェズリー・ウッドヤード(Wesley Woodyard)に身体をぶつけて小さなスペースを作り出したロブ・グロンコウスキー(Rob Gronkowski)。そこへトム・ブレイディ(Tom Brady)から6ヤードのTDパスが通る。理屈もへったくれもない。押し通るのみ。3点差。

4Q開始。まさに雪崩を打つごとく。ローガン・ライアン(Logan Ryan)が値千金のインターセプトを奪う。そしてすぐさまエデルマンの個人技でタッチダウンを決める。勢いを殺さないままターンしてディフェンスを置き去りにするランアフターキャッチ。今は反対側のサイドラインに立つ背番号83の姿が重なった。でも最後のエンドゾーンへのダイブはジュリアンの個性。逆転。

さらにFGで7点をリードする。でもこれで勝ったと思ったパッツファンは一人もいなかっただろう。4Q残り3分6秒。絶妙なポイントにふわりと落とすマニングらしいTDパスが決まる。同点。

そのままスコアが31-31で凍結したままオーバータイムへ。ベリチックはセオリー無視で最初の攻撃権を捨ててまで風上を選ぶ。選手たちは薄氷を踏みつつ耐える。そして決着は唐突な形でやってきた。

ライアン・アレン(Ryan Allen)が高く蹴り上げたパントが風に乗る。5.08秒の間宙を舞って地上に落ちたボールは、不運なトニー・カーター(Tony Carter)の脚に当たって転がり、わずかゴール前13ヤードの地点でペイトリオッツがカバー。そして残り1分58秒。ステファン・ゴスコウスキー(Stephen Gostkowski)のFGが決まると同時に試合が終わった。勝利。

と。一つひとつ振り返ってみてもどこか現実とは思えない。それくらい奇妙で派手で極端な試合だった。24点差からのカムバックはブレイディのキャリアでも最大のもの。ちなみに前半終了時の僕のメモにはこう書いてある。「せめてもの救いはこれがシーズン最後の試合じゃないってこと」。


印象に残ったことをいくつか書いておく。

まさかランディフェンスをあそこまで捨ててかかるとは思いもしなかった。どれだけ走られようがパスカバーを最優先と決め込んで、頑なにニッケル隊形(DB5人)で構え続けた。手術明けで万全からは遠いアルフォンゾ・デナード(Alfonzo Dennard)までつぎ込む徹底ぶり。

合計280ヤードと壊滅的に走られても最後までぶれなかったところがすげえ。普通あれだけやられればDLやLBの選手は「これじゃ止まらねーよ!もっと人数増やしてくれよ!」って気になるんじゃないかと思う。悔しすぎてはらわた煮えくり返ると思う。なのにパッツの選手たちはキレたりしない。黙々と自分たちができるだけの仕事をやり続ける。ちょっとゾクっとする。え?プロなんだから当たり前?いやいやそんなことないってば。

そうそうローガンが奪ったインターセプトのシーン。あれを見た時に頭の中にある選手のことが浮かんだんだけど、どうやらまったく同じことをbleacher reportのコラムニストも考えたらしい。曰く「若い頃のアサンテ・サミュエルによく似てる」。うむ。わかる。わかるなー。ついつい夢を見てしまうじゃないか。

それから同じくルーキーのジェイミー・コリンズ(Jamie Collins)もついに活躍。スピードを活かした守備範囲の広さという期待されている部分を見せてくれて合計10タックル。つか22スナップしか参加してないのに10タックルて。どゆことだ。

デンバーの選手の中では……やっぱ断然ボン・ミラー(Von Miller)だな……。まさか一度ならず二度までもネイト・ソルダー(Nate Solder)がノータイムでぶち抜かれるなんて思ってもみなかった。ファンブルフォースになったQBサックなんて信じられないくらいの速さだった。思わず拍手を贈りたくなるくらいだ。あれだけの能力がありながら薬物違反に検尿すり替えとかつまんねえことやってんじゃねえよ。


というわけで劇的すぎる試合ではあったわけだが。んー。別にブロンコスを実力で上回った気はぜんぜんしない。たぶん選手たちもそうだと思う。試合が終わった瞬間の様子もあんまり喜びを爆発させる感じじゃなかったから。これが相手のホームだったら。気温がもっと高かったら。風があれほど強くなかったら。ジョン・フォックスHCが指揮を執っていたら。1月にもう一度勝つためにはまだまだ課題がありそうだ。


さ。次はヒューストン・テキサンズ(Houston Texans)戦。極度の不振にあえいでいるみたいだけど試合の重みは変わらない。どこが相手でも1勝は1勝なんだから。何が何でも勝ちたい。勝ちたいぞー。 

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[Photo:USA TODAY Sports]
 
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あいさつの言葉すら出てこない8勝目

NFL > Patriots 2013-14

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言葉が必要だってのかい?
この試合に。この勝利に。
 

WEEK11 カロライナ・パンサーズ戦を振り返るなぐり書き

NFL > Patriots 2013-14

言っときますけど勝つ気でいますよ?(あいさつ)

とりあえずはCAR戦の振り返りから。

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アメリカ在住DETファンブロガーのHJさんが教えてくれたところによると、最後の判定については現地で議論百出だったらしい。まあ確かに審判サイドの説明の仕方がまずかったかなー。あんな風にそそくさと逃げ帰らなくてもいいのに。CARファンも喜びを爆発させるタイミングを逃してしまったことだろう。

でもいずれにせよブレイディ自身が認めているように「もっといいパスを投げなきゃいけなかった」。グロンクに投げるならキークリーの手が届かない高さ勝負のパスしかなかったはずだ。しっかしエンドゾーンでフリーな選手をつくるのってこんなに難しいものだったっけ?研究されたのかなんなのか、昨シーズンまでとの落差が大きすぎて悩ましい。

パンサーズはルーキーたちが存在感出してたなー。スター・ロトゥレレイ(Star Lotulelei)とケイワン・ショート(Kawann Short)の1・2巡DTコンビはもちろん、DBにドラフト外のメルビン・ホワイト(Melvin White)やロバート・レスター(Robert Lester)を入れてみたりとえらく若い面子。これからまだまだ強くなるのかも。やっぱ今のうちに潰…(自粛)。

あんまり相手を誉めるのは癪にさわるんだけど、それでもキャム・ニュートン(Cam Newton)については触れておく。特にPatsが誇るパスラッシャー二枚看板を相手取ってフィールドを舞ったダンスには脱帽。いや……あれはまさにダンスだったよ。決勝点ドライブでの3rd and 6から繰り出した15ヤードスクランブルもPatsからすれば痛恨だった。ニュートンについてはなんというか「自分の能力の使い方を見つけたんだなー」という印象。これからどんなQBになるんだろう?

痛恨といえば、その決勝点ドライブでデヴィンがグレッグ・オルセン(Greg Olsen)相手に犯したホールディング。あれはなー。その前に自分がカバーしきれずにオルセンに許したタッチダウンレシーブが心理的な伏線だったんだろう。それもまた勝負の綾、か。


さ。次はデンバー・ブロンコス(Denver Broncos)戦。NFL.JAPAN.COM編集部ブログにトリビア記事が出るくらい注目の一戦。ホームなのに大方の評判はペイトリオッツ不利。大差がつくと予想する向きも少なくない。確かにね。ケガ人続出のこの状況ではいったい何点取られるんだろうっていう恐怖感はある。

さて。どうやって戦うか。後ろを厚く守るのでは向こうの思うツボだろう。それじゃジリ貧。守備の時間が長くなってはそのうち足が止まって追えなくなるはず。やっぱり無茶を承知でマニングにプレッシャーをかけ続けていくしかないと思う。届かなくても、触れなくても、繰り返しプレッシャーをかける。ブリッツも入れる。NFLトップの攻撃陣相手にリスクを負わずに勝てるわけない。

でもってここはもう撃ち合い覚悟。ロースコアの試合に持ち込める可能性は極めて低い。CAR戦をみてもPatsのオフェンスの調子はじわっと上がってきてる。がんばれオフェンス陣。

こっそり期待しているのがCAR戦でキックリターナーに入ってたジョシュ・ボイス(Josh Boyce)。その時は残念ながらリターンする機会がなかったけど、ここでいきなり爆発してくれないかなーと。スピードは間違いなくあるはず。スペシャルチームも含めた総力戦で勝機を見つけたい。

客観的にみれば不利なことは十分承知。でもそこはほらペイトリオッツだから。もちろん勝つ気でいるよ!
 

狙い通りも黒豹を捕らえきれずに3敗目

NFL > Patriots 2013-14

さすがに最後のあれでペナルティとってくれとは言えないよ(あいさつ)

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トータルヤードでもポゼッションタイムでも上回りながらの敗戦。「勝てたはず!」という悔しさの一方で、わりとさばさばと受け止めてもいる。ま。今のペイトリオッツの実力通りってとこだろう。

リーグ屈指のディフェンスに対してランをしっかり出せた。パスも7人にていねいに投げ分けた。相手の隙をうかがいながら手堅く試合を進めていった。悪くない展開。

誤算があったとすればターンオーバー。

これまで36試合連続(!)で奪ってきたターンオーバー記録がついにストップしてしまった。逆に言えば奪わせなかったパンサーズが見事。もう少しブリッツを入れるなりしてどこかで一つでも獲れていれば……。

片やPatsはリドリーのファンブルロストが最後まで響いた形。ああ。はっきり言ってあれはひどいファンブルだった。ファンブルやインターセプトは運の要素も大きいと思うけどそんな言い訳が入る余地もない。右腕で持ったボールを右側のほとんど真横からはたき落とされるなんて。それもルーキーDTがなんとか伸ばしただけの片手で。7点差を追いかけての敵陣13ヤード。あのシチュエーションでのプレイとしては軽すぎる。不用意もいいところだ。

リドリーはたぶん過小評価されていると僕は思っていて。実際には現時点でもリーグで12~13番手くらいには入るRBだとみてる。少なくともbleacher reportがつけた22位ってランクには強く反論したい。

だけどあんな安いファンブルをやってしまうようでは。きっとここから上にはいけない。いつまでもチャンスは回ってこないんだぜスティーバン。


ケガ明けのタリブは意外なくらいスティーブ・スミスに振り回された。フィールドであんなにいらついているアキーブを見たのはPatsに来てから初めてだったな。でもこんなこと言うとあれだけど、二人のしばき合いは「いいぞもっとやれ」てな気分で見てた。タンパ時代から何度もやり合ってきたんだろうし。ああいう火花散りまくる感じもたまにはいいじゃん。


この試合で一番残念だったのは、敵陣8ヤードからの3rd and 1が獲れずにFGで終わった4Qのシーン。結果論じゃなく、あのプレイアクションのコールは中途半端だったと思う。ブラントのパワーランで問題なかったはずだし、いっそのことQBスニークを(ギャンブル含めて)2発かますつもりでもよかったくらい。考えすぎて逆に勢いがなくなってるというか。あの辺りがレッドゾーンでタッチダウンを奪いきれない要因でもあるかなー。


でも全体的には好印象な内容で、チームとしての収穫も少なからずあったと思う。ベリーンも復帰するなりチームトップの8レシーブといい活躍だったしね。これで手持ちの攻撃の駒がやっと全部そろった。ディフェンスも中央を厚く守って合計300ヤードの喪失ならぜんぜん悪くない。初先発のハーモンもなかなか落ち着いたパフォーマンスを見せてくれた。次も楽しみだ。

ま。この1敗が後々大きく響いてくるような気がしないでもないけど、どうせ今年は先のことを考える余裕なんてもとよりない。残り6試合を一つずつ勝ちにいくのみ。まずはもう一段ギアを上げて、デンバーと殴り合いますか-!
 

狙うは狸ではなく黒豹の皮

NFL > Patriots 2013-14

浮かれモードは終了(あいさつ)

パンサーズが49ersに10-9で勝ったと聞いてバイウィークぼけが吹き飛んだ。警戒音が最大音量で聞こえる。

レギュラーシーズンは残り7試合。JETSとの差が2ゲームあるから……ってそんな皮算用はいらん。ニューイングランド・ペイトリオッツの後半の相手は↓の通り。直近の二つがいかにもきつい。

 Week 11 @パンサーズ
 Week 12 ブロンコス
 Week 13 @テキサンズ
 Week 14 ブラウンズ
 Week 15 @ドルフィンズ
 Week 16 @レイヴンズ
 Week 17 ビルズ

Week 12のデンバーについては言わずもがな。強さで言ったら断トツだろうさ。いろいろと複雑な想いもあるっちゃある。

が。個人的には言えば、ある意味今シーズンで一番どうでもいい試合でもある。

なぜって?1月にもう1回対戦するつもりだからだよ。マイルハイを踏破せずに2月のNYには行けない。そう開幕前から思ってる。シード順?だから皮算用はいいんだよ。

気になってるのは次に当たるカロライナの方だ。スタイルの相性的にはむしろこっちの方が厄介なんじゃないかと思う。5連勝中の勢いも素直に怖い。

実は今年のPatsはモバイルタイプのQBとまだ当たっていない。初対戦になるキャム・ニュートンを抑えられるのか。去年ラッセル・ウィルソンとコリン・キャパニックに負けた苦い記憶もある。今年のニュートンはそこまで走ってこないみたいだけど。

パンサーズについての興味深い数字が。1試合平均のポゼッション時間がNFLでトップらしい(33:47)。堅いディフェンスと、じっくり攻めてくるオフェンスってことか。5連勝の間は合計で57点(平均11.4点)しか取られてない。今年一番取られたWeek 2のビルズ戦も24失点といかにも安定。

2試合くらい観たけどフロント7の強さは強烈なものがあるなー。それでもガマンしてランを出していけるか。パス偏重で苦しくなったベンガルズ戦やJETS戦の二の舞はごめんだぞ。シェイン・ベリーンが復帰するはずなのでこの辺りも上手く使って攪乱していきたいところ。スティーラーズ戦で見せたオフェンスが本物なのかどうか、いいテストになる。

Patsのこれからについて言えば、誰に聞いてもそうだろうけど、最も心配なのがランディフェンス。そしてたぶんこのまま大きく改善されることもなさそう。ただアイザック・ソポアガ(Isaac Sopoaga)には一定以上のパフォーマンスを期待したい。たとえ押し込めなくても押し込まれないで耐えてくれ。まさに置き石になるのじゃ。

DTでコンビを組むクリス・ジョーンズ(Chris Jones)は、テキサンズからカットされたところをウェイバーで拾ったきたドラフト6巡指名ルーキー。それが6試合の出場で5.0サックも決めている。なんたる掘り出し物。比較したところで意味はないけど、あのDETのスーよりも多い。マジすか。Patsはホントこういうの見つけてくるのが上手いな。

ちなみにググってみたら「Cheese & Draft」さんというブログで、去年時点でのジョーンズについての記事を見つけた。

 Chris Jones 《Cheese & Draft》

ふむふむ。知る人ぞ知るという選手ではあったのか。そもそもボウリンググリーン大学ってどこさ。カレッジまで手が回らない僕にとってはこういう記事はとてもありがたい。ぜひ来年のドラフトの記事もよろしくお願いします(えー)

パンサーズ戦に向けて注目なのがSSでの先発が濃厚なデュロン・ハーモン(Duron Harmon)。半年前のドラフトでスーパーリーチと騒がれた3巡指名ルーキーだ。あの指名順にどういう理由があったのかは今でもわからん。でもそれだけの価値があったんだということを、その片鱗だけでもいいから、見せてくれるとうれしいな。まずはタックルを確実に。がんばれー。

珍しくプレビュー的な記事になってしまった。でもパンサーズ戦がいろいろな意味で楽しみな試合なのは確か。まるで似ていないチーム同士の対戦って感じがする。どんな試合になるのか読めないのが楽しい。ラスベガスあたりのオッズではペイトリオッツ不利の予想。へん。見とけよー。
 

WEEK9 ピッツバーグ・スティーラーズ戦を振り返るなぐり書き

NFL > Patriots 2013-14

ブレイディの週間MVPもドブソンの週間新人MVPもならず。ちぇー(あいさつ)

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心安らかなバイウィーク。

試合前の注目ポイントに挙げていたマーカス・キャノン(Marcus Cannon)は危なげないパフォーマンスを披露。うん知ってた。4Qの自陣7ヤードからのランプレイでは、右Tの位置にセットしてからスナップと同時に左Tの外側まで移動。ディフェンス二人をブロックしてルギャレット・ブラント(LeGarrette Blount)の12ヤードランを生み出した。ペイトリオッツでは逆パターンで左Tのネイト・ソルダー(Nate Solder)にもよくやらせるプレイがここで鮮やかに決まったな。次はかなりパスラッシュのきつい相手になるけど、ぜひこのままステップアップしてほしい。

で。その次のプレイでトム・ブレイディ(Tom Brady)のロングボムが唐突に炸裂する。アーロン・ドブソン(Aaron Dobson)への81ヤードTDパス。

あー。うん。こういうのを待ってた。こういうシーンを観たかった。

アイク・テイラー(Ike Taylor)とライアン・クラーク(Ryan Clark)という大ベテラン二人をスピードでぶっちぎっての独走。プレイ自体はシンプルで、それほどすごいってものじゃないかもしれない。でもずっとディープスレットに飢えてたペイトリオッツファンにとっては最高にクールな瞬間だった。加速しながら「来い来い来い俺に投げてこい」と左手を振ってみせたあの仕草のリプレイ映像だけで酒が飲める。もう一杯もってこーい。

ドブソンについてはもう1本のTDレシーブについても書いておく。3点リードで迎えた4Q。測ったようにパイロンに向かって投げられた17ヤードのバックショルダーパス。それをエンドゾーンに倒れこみながらの見事なキャッチで決めてくれた。あそこに投げられたらディフェンスは手も足も出ない。デカい。あれが決まるようになるのは極めてデカい。ブレイディとドブソンのイメージが少しずつ確実に合ってきてるのがわかるね。

途中まではウィリアム・ゲイ(William Gay)のマッチアップに手を焼いていたけど、試合が進むにつれて対応してってた。新人は日々経験。見守るファンは日々ご機嫌。SDのキーナン・アレンやDALのテランス・ウィリアムス、HOUのディアンドレ・ホプキンスあたりがルーキーWRとして活躍してるけどNEの17番もお忘れなきよう。

グロンクやドブソンの陰に隠れてしまった感もあるけど、ダニー・アメンドーラ(Danny Amendola)も4キャッチ・122ヤード・1TDと開幕戦以来の大活躍。Patsでの初タッチダウンおめでとう!あんまり短いパスよりも中距離パスのターゲットの方が合ってるのかも。

そして最後のダメ押しになったブラントのTDラン。完全に止まったところから5ヤードくらい力ずくで押し切ってエンドゾーンへ。ブラント自身の笑顔と他の選手たちの祝福ぶりが印象的だった。

スティーバン・リドリー(Stevan Ridley)のラン115ヤード・1TDなども合わせ、終わってみれば合計610ヤード・7TD。これまたスティーラーズ史上最悪の喪失ヤードだったらしい。

今シーズン目指してきたオフェンスがようやくできた試合と言っていい。できすぎだけど。どうにか続けていってもらいたい。オフェンスラインの中央をもう少し堅くできれば得点力については心配ないはず。うん。シーズン後半に向けていくぶん光が差してきたかな。

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破顔一笑のルギャレット・ブラント 
[Photo:The Associated Press]
 

鉄のカーテンを引きちぎった7勝目!

NFL > Patriots 2013-14

長らく行方がわからなくなっていたLong Bomb君が帰ってきました(あいさつ)

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いやっほー。まさかすぎる結果。まさかこんなに気持ちよくBye Weekに入れるとは思わなかった。この試合だけで5つくらい浮かれた記事が書けそうだ(えー)

他でもないピッツバーグ・スティーラーズにチーム史上最多失点を食らわせた。すげーなおい。あのPITだぜ?殊勲のオフェンス陣については誰から取り上げていいか迷うくらいだ。

でも。あえてここはディフェンス陣から誉めたい。

瞬く間に14点のリードが溶けた3Q(またか)。ことごとくプレイコールを外されてほとんど相手を止められる気配さえなかった。少なからず弱気になってもおかしくない状況だったと思う。でもPatsの選手たちは粘り強く守り続けた。一つひとつ冷静に。つまらないペナルティを犯すようなこともなく。

3Q残り48秒でロスリスバーガーが狙ったサンダースへの低くて速いロングパス。それをなんとか指先で触ってキャッチさせなかったデナードのプレイ。あれは象徴的だったなー。いつまでもやられっぱなしじゃねーぞ。って。ペイトリオッツには頼もしい若手たちが育ってるよ。

ま。479ヤードもやられて31点取られておいてアレだけどね。でもディフェンス陣もホントがんばったと思うのですよ。結局この試合で一度もリードを許さなかったしさ。2インターセプトに5サック(うちファンブルリカバー1回)も決めたしさ。Bye明けにタリブが帰ってくればもっと勝負できるはず。

オフェンスはねー。とりあえずはこの一言。

グロンク無双

いやPITにはPITの考えがあったんだろうけど、さすがに新人セイフティにカバーさせるのは無謀だろよと。結局グロンコウスキーはキャリアハイの9キャッチに143ヤード・1TD。ってことでボールを地面に叩きつけるおなじみのタッチダウン・セレブレーションも今年初めて。あれはかなり気持ち入ってたなー。こっちもずいぶん待ってたよ。きっとシーズン後半はとことん爆発してくれるでしょう。

ん。やっぱりこの試合についてはすぐには書ききれん。ので次回に続く。とりあえず今日はハイライトをあと20回くらい観て寝よう。
 

WEEK8 マイアミ・ドルフィンズ戦を振り返るなぐり書き

NFL > Patriots 2013-14

日本のジャイアンツまでパーフェクトシーズンを止めやがる(あいさつ)

あ。楽天ファンのみなさん日本一おめでとうございます。

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後半巻き返せた大きな要因の一つは、ブリッツが思った以上に効いたこと。チーム全体で6サックも決められるとはね。前半0だったのに。

実はわかりやすい数字があって、それまでの7試合でペイトリオッツのDB陣がかけたブリッツはたったの5回。それがこのドルフィンズ戦だけで14回も送り込んだのだ。相手QBのライアン・タネヒル(Ryan Tannehill)の弱点を徹底して突いた形。あれだけハマればDCのパトリシアは気持ちよかっただろうなー。でもタネヒルは本当にサックを避けるのが苦手みたい……。被サック数がNFLで最も多いというのも納得。

サックを食らうのはQBにもかなりの割合で責任があって、しかもそれはわりと改善しにくい部分なのかもって思う。たとえば2008-09シーズン。あの年のPatsはキャセルが先発を務めたけど、ブレイディより明らかにサックされる確率が高かった覚えがある。「サックが多い=オフェンスラインが悪い」とか単純には言えないんだろうね。

閑話休題。オフェンスで輝いたのがスティーバン・リドリー(Stevan Ridley)。「このチームのエースランナーは俺だ」って声が聞こえてきそうな力強いプレイを見せてくれた。14キャリー・79ヤード(平均5.6ヤード)・1TDラン。うむ。間違いなくエースは君だよ。ファンブルさえしなければ(本気)

DTのクリス・ジョーンズ(Chris Jones)についても一言。MIAの最初のプレイをロスタックルで仕留めたシーン。JETS戦オーバータイムでのミスを取り返してやるっていう気合いにあふれててちょっと感激した。え?いいんだよ妄想でもなんでも。

そんなわけで怒涛の逆転勝利だったが、またも高い代償を払うことになった。先発RTのボルマーが右脚を骨折。負傷の瞬間の絶叫が痛々しかった……。結局そのままシーズンエンドへ。高額契約を結んだばかりで、今シーズンもいいパフォーマンスだったのに。あんまりだ。狙ったようにチームの高年俸選手ばかりいなくなるなんて何の呪いなんだ。あんまりだ。


とか愚痴ってるうちに気がつけばレギュラーシーズンも半分を消化。我らがニューイングランド・ペイトリオッツはここまで6勝2敗。AFC東地区の首位をキープ。

おお。去年(5勝3敗)よりも上なのか。……なんかちょっと信じられない。印象で言うなら負け越していても不思議じゃないぞ。しゃれにならないレベルで主力にケガ人が続出しているこの状況。果たしてどうなることやら。とにかく先のことを計算できるような状態じゃないのは確かだ。

次に迎えるはピッツバーグ・スティーラーズ(Pittsburgh Steelers)。想像以上に苦しいシーズンになってるみたいだけど簡単に勝たせてもらえるわけもなく。

注目はボルマーの代わりに先発するRTのマーカス・キャノン(Marcus Cannon)。TとGの両方のバックアップをしっかり務めてきた彼なら能力的には絶対やれるはず。このチャンスをがっちりつかんでほしい。

ここを越えればBye Weekでひと休みできる。総力戦でぜひとも7勝目を!

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